イチゴ団地の予定地 吉田地区 |
お受け取り写真の皆様は、亘理町応援団様が「明るくて気さくな方ばかり」と仰るように、いつも笑顔を湛え、私達に大きな力を与えてくれます。
しかし、町は、今もなお困難な状況に置かれています。ご存知のように、3月に復興庁が決定した宮城県への復興交付金(第1回目)は、申請額の約四割が削減されていました。亘理町でも、要求額の36%しか認定されていません。イチゴ団地造成に至っては、大型ハウス約100棟など155億円の事業費に対し、認められたのは測量・設計費の約1億円だけ。7月頃から準備が始まる今年度の作付けに『待った』がかかった状態です。
この生産団地については、2月の時点で、亘理・山元両町から約200人のイチゴ農家さんが高設栽培の技術勉強会に参加されたとのこと。再起にかけた強い決意が伝わってきます。申請が見送られ、農家の皆さんは、大きな痛手を受けたに違いありません。
応援団団長・池田さんは言います。
「災害住宅も大事だが、再建に立ち上がった人を後押しするのが復興交付金じゃないのか…」現在、町は第2回目の交付金確保を目指して再申請中。結果は今月の下旬と言われています。
野菜セットには、竹の子が初登場! 領収書や出荷写真はこちらをご覧下さい。(提供:十字屋(JSHOP)様)
***
【第57弾】大槌町
こちらは、21日にお届けしました。柑橘類の「はるか」が入っています。領収書や出荷写真はこちらをご覧下さい。(提供:十字屋(JSHOP)様)
岩手県大槌町では、全国に先駆けて震災がれきの有効活用が進められています。同町で発生したがれき70万トンのうち、この1年間で処理できたのは、たったの2万トンです。そこで横浜国立大学の宮脇名誉教授が指導する『千年の杜事業』(横浜ゴム)は、がれきを土台にした「鎮魂の森」を計画します。町を流れる小槌川沿いに流木や土砂、コンクリート片などを埋設。上から土をかぶせ、高さ約5メートル、幅約15メートルの斜面を整備しました。30日には、この斜面に碇川町長や細野環境相、町民ら約450人が集まり、タブノキやヤマモミジなど16種3000本の広葉樹を植えました。苗木は、10年後には10メートル以上の高さに育ち、川を遡上してくる津波の威力を低減する防潮林の役割を果たします。
-----------◇---------◇---------◇-----------
森の防潮堤計画、大変興味深い活動です。昨日は、銀鮭の養殖を営む女川・桐ヶ崎の仮設代表からも、漁業にとって、森の存在が如何に重要であるかをお聞きしました。例えば、同じホヤ貝でも地上の環境によって、味が大きく異なるのだそうです。
今月26日には、同協議会による植樹会が岩沼市で開催されるようですが、ぜひ他の自治体にもこの方法が拡散されることを願います。 本日も最後まで読んで頂き、有難う御座いました m(_ _)m
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
【ビタミン計画】 発起人 飯塚めぐみ
twitter; @nana4_chick
Facebook; http://www.facebook.com/VitaminTohoku
Emai; meg.ezuka@gmail.com
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------